A5サイズのノートが僕は好きです。大きすぎず小さすぎず、大学の勉強にも執筆のメモにも使います。
ルーズリーフにもシステム手帳にもA5サイズってありますよね。僕はその両方を使ったことがあります。
今回はその2つを僕の経験からバトルさせようと思います。
バインダー
リング穴
まず両者の大きな違いはリング穴の数です。
ルーズリーフは20穴、システム手帳は6穴です。
両者に互換性はなく、ルーズリーフのリフィルをシステム手帳に挟もうと思っても穴の位置は合いません。逆ももちろん綴じられません。
値段
基本的にルーズリーフの方が安価です。なんなら100円ショップでも買えます。
一方システム手帳は比較的高価です。本革であれば数万円のものもあります。しかし最近は安価な物も出始めていて、Clipbookやマークスのシステム手帳など学生でも手が出せるものがあります。
イメージ
システム手帳はかっちりとしたビジネス向け、大人っぽさを感じさせます。しかしマークスのシステム手帳などポップなデザインの物もあります。
ルーズリーフは学生向け、もしくはカジュアルなものとして使いやすいです。しかしビジネス向けの革製のルーズリーフも存在します。
重さ・厚さ
ルーズリーフは前述のように革製もありますが、基本的にプラスチック製です。背表紙の厚さのバリエーションが多く、中にはリングのみで背表紙のない薄型のデザインもあります。軽くて持ち運びがしやすいのが特徴です。
システム手帳はバインダー自体が重いことが多いです。Clipbookなどは比較的軽量ですが、ルーズリーフには敵いません。
リフィル
価格
リフィルの価格を比較します。オーソドックスにB罫の横罫リフィルで比較します。
価格はAmazonを参考にしました。
ルーズリーフ
コクヨ キャンパス ドット入り罫線A5 100枚 399円
システム手帳
ライフ ノーブル 横罫A5 100枚 774円
システム手帳の方がおよそ倍の値段します。
紙を使っていくだけでもお金がかかるということです。
種類
リフィルの種類はそれぞれ特徴があります。
まずシステム手帳は手帳なだけあってカレンダーリフィルが豊富です。年間も月間も週間も日間も揃っていますし、メーカーも豊富です。またマークスから女の子向けのダイエット記録や学習記録やオタ活記録に特化したリフィルも出ていますし、日記として使用しやすいリフィルも多く出ています。
それに対してルーズリーフはクリエイティブな要素が強いです。学習向けのA罫B罫方眼はもちろん、英語学習罫や五線譜、クロッキーリーフや画用紙リーフ、スクラップリーフなどもあります。
また用紙以外の比較をすると、ルーズリーフはクリアポケットやインデックス、ファスナーポケットリーフがある程度に対し、システム手帳はそれらに加えてカードポケットやペンホルダー、システム手帳用の穴開けパンチもリフィルですし、下敷きやしおりにもなる定規などたくさんのアイテムがあります。
資料の挟み込み
リフィルへの印刷
資料や手作りのテンプレートをリフィルに印刷できるかどうかですが、A5サイズに対応しているプリンターであればルーズリーフ、システム手帳、どちらのリフィルにも印刷可能です。
穴の位置を避けた配置で印刷するとよいでしょう。
印刷された資料に穴を開けて挟む
A5サイズのリフィルなのでA4サイズの資料を半分から穴の分だけずらして折り、穴を開けて挟むことは可能です。
システム手帳の場合、6つ穴を開ければいいので印を付けて1穴パンチで開けてもいいですし、専用の6穴パンチも手帳のリフィル売り場で手に入るのでよく使うのであれば安くはありませんが入手してもよいかと思います。
ではルーズリーフの場合ですが、穴が20もあります。
専用のパンチも売られていますがやや高価です。
しかしながらテフレーヌのように上下4つずつしかリングのないタイプのルーズリーフならば8つしか穴はいらないのでその場合は1つ穴パンチで開ける方法もあります。
用途と場面に合わせた選択を
ここまで両者を比較してきました。
まとめると以下のようになります。
・ルーズリーフ
比較的安価でカジュアル。学習、創作活動に向いている
・システム手帳
高級感がありビジネスシーンに使え、予定管理や日記、仕事用のノートに向いている
しかし一概にそう言えるわけではなくて、僕はシステム手帳を大学の授業ノートにしていましたし、ルーズリーフにカレンダーリフィルを挟んでいたこともあります。
両者の特徴を比べてよりよい選択をしてみてくださいね。
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